銀輪のある風景

DAHON SPEED をアヘッド化しました


も杓子もFDB(FoldingBicycle)へなびく昨今、違いの分かる自転車乗りにとって、完成度の高いクオリティと価格のバランスが取れている“DAHON”は、今や2ちゃんねるにもスレが立つほどの人気ぶりです。初心者には7speedでお手頃価格のBOARDWALKIMPULSE(実売価格3万円前後)、何が何でも良いものをという玄人にはアルミフレーム+8speedのHELIOS、リヤサスもついたJET STREAM(実売価格5〜6万円前後)といったあたりが売れているようです。(HELIOSには上位車種で9speed車もアリ)
私の愛車であるSPEEDは、これらの中間に位置するモデルで、DAHON最速20インチ『SPEED PRO』の低価格版です。基本スペックはリッチーのタイヤ、アレックスのリム、SHIMANOのレボシフト(グリップシフター)などなど、HELIOSのフレームをクロモリ鋼に変えた感じで、こちらは横に真っ直ぐ伸びたフレームで出来ています。しかもグッとリーズナブルな価格帯(実売価格4万円前後)になっていますので、ロードレーサーやMTBを既に持っていて、2台目・3台目のお散歩車として購入する、という方も多いようです。

リーズナブルなDAHON OEM 2万円でお釣りが来ます(^-^)
yeah DAHONライセンス 20インチ折りたたみ自転車/6段変速
DAHON SPEEDは2003年モデルからハンドルの高さを変えられる「アジャストステム」が採用されました。自分の乗りやすいポジションに調整することが出来ますので、これはハッキリ言って、とっても有効な装備です。
が、私の愛車は2002年モデルなので、ご覧のように冗長に伸びた長すぎるポスト一体型のハンドルが付いているだけで、お世辞にもスポーティなポジションではありません。
そこで彼方此方のサイトを参考にして、自分の乗りやすいポジションに改造しようと考え、手始めに、「アヘッド化」を目指して作業してみることにしました。

自転車を改造すると、メーカーおよび販売店の保証を受けることが出来ません。改造は細心の注意と自己責任でお願いします。改造作業に自信のない方、自己責任が取れない方は、購入時のままでお乗りになることを強くオススメします。
ハンドル周りに付いているパーツをすべて外してます。
ハンドルのポストのストレート部分(テーパーしていない、まっすぐな部分)を、パイプカッターや鉄鋸を使って切断します。この部分のポストの外径は約32mmあり、あまり小さなパイプカッターでは切断できませんから、カッターを購入するときはご注意ください。
・・・かくいう私は28mmまで切断可能のパイプカッターしか持っていなかったので、鉄鋸と併用して何とか切断することが出来ました。(^^;)
なお、ケガを防ぐため、作業のときは軍手をハメましょう。
ハンドルの字型の部分を切断しました。
余談になりますが、SPEEDのハンドルは真っ直ぐではなく、ご覧のようにクネクネとBendしていますので、メーターやライト、バッグ類を付けるときに難儀していました。アヘッド化を思い立った理由のひとつが、ココにもあります。
切断面のバリを、ヤスリを使って、内側と外側、どちらも丁寧に落としていきます。ヤスリはしっかりした商品を使うこと。ヤスリに限らず、100均ショップで売っている工具を自転車に使うのは止めましょう。クオリティや精度が低すぎて、痛い目に遭うことが多いです。切断面はキレイになりましたが、パイプカッターで付いてしまった傷が気になりますね・・・なんとかならないかな。
ハンドルポストの内側を覗いた写真です。ポストに使われているパイプ(鋼管)は、ご覧のとおり造管時の溶接跡がバリ状に残っている(そりゃ、フツーは内側は見ないものナ〜)ので、これは念入りに落とします。これはアトアト非常に重要なポイントになりますので、手を抜かないでシッカリ作業しましょう。
ポストを切断して、切断面にヤスリを掛けたら、念のために錆びないように塗料を塗っておきます。
写真はカー用品店で売っている「ホルツ サビチェンジャー」というもので、錆に塗布すると、黒い防錆皮膜を形成するので、塗料ではありませんが、よく使っています。
日東のシュレッドレスコンバーター(「なんちゃってアヘッド」と呼ぶらしいです)、それにアヘッド用ステムを用意します。
シュレッドレスコンバーターは各サイズがありますが、私が使ったのはMTC-03(コラム径28.6mmを28.6mmのアヘッドに変換する)です。
アヘッドステムはdixnaロードAヘッドステム 60mm。ステムの長さは好みによって・・・というところですが、あまり長いのも乗車ポジションがきつくなります。
ハンドルポストにシュレッドレスコンバータを嵌めて、仮締めしたところです。
パイプカッターでポストに付いてしまった傷を巧く隠す方法はないか・・・で思いついたのが、シートポスト用のクランプです。grungeの31.8mmシルバーを使ってみましたが、思った以上にフィットしている感じです。
ハンドルバー、そしてステムを取り付けました・・・・なんだかとっても個性的な色の組み合わせですね。乗車中に緩むことのないように、それぞれのネジは、六角レンチを使ってシッカリ締め込みましょう。(壊さない程度に・・・))
ハンドルバーは家にあった日東B853AA パープル 560mm。たしかウエノクラシックで500円だったのを買ってきたような記憶があります。このままでは長すぎるので、パイプカッターで両端40mmずつカットして、バーエンドバーを付けています。

カットしたパイプの端部は、捨てないで再利用しましょう。
いちおう、これで、できあがりです。

ハンドルポストの内側のバリは落としましたか? シュレッドレスコンバーターのボルトは、締めましたか? くどいようですが、もういちど確認してください。

この確認を怠ったために、走行中にステムごとハンドルが抜けてしまい、顔を4針も縫うケガを負ったマヌケがいます。
σ(~~ ;)

参考URL http://www5a.biglobe.ne.jp/~ehara/html/kaizou.htm