2005年 10月 19日

紅葉の栗駒 須川温泉

秋田・岩手・宮城の3県にまたがる栗駒山。
地元の天気予報を見ると、ちょうど紅葉が見頃のようです。
ところが週末は雨の予報。 ウカウカしていると散ってしまいます。 
こりゃー年休とってでも・・・ということで、行ってまいりました。

麓にある小安峡(おやすきょう 旧・皆瀬村、現在は湯沢市)の駐車場にクルマを停めて、
栗駒山の8合目にある標高1126m(イイフロ)の須川温泉をめざします。
小安峡付近の標高は314mそこそこ、単純に計算して標高差812m、距離にして約20kmあります。

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コース
小安峡 >(国道398号)> 大湯温泉 >(国道398号)> 皆瀬字畑等 >(栗駒道路)> 須川温泉
須川温泉 >(栗駒道路)> 皆瀬字畑等 >(国道398号)> 小安峡
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8:59 小安峡駐車場

小安峡スキー場の直下にある駐車場にクルマをデポ。
駐車場の一角に、無料の足湯が設置されていた。
足湯 気持ちよかったス足湯

9:13 小安御番所址

藩政時代に、仙台領へ通じる道の一つとして御番所が設置されていた。昭和55年に復元されている。

なお、国道の峠を越えた宮城県側には「仙台藩花山村寒湯番所跡」があり、こちらには安政の初期に改築した四脚門と役宅が現存している。(国指定史跡)

9:17 北緯39度線

北緯39度が走っていることを示すモニュメント。

9:28 大湯温泉 阿部旅館

大湯温泉・阿部旅館は、皆瀬川の支流・大湯の沢に沿って建つ一軒宿。標高375m。「秘湯」としてテレビ・雑誌などにも紹介され、国道沿いにあることから、日帰り入浴に訪れる客も多い。

驚かされるのは、その湯量の豊富さで、大湯の沢の川原からは、至る所で温泉が自噴し、吹き上げる湯煙が霧のようにいつも川原を覆っている。噴出すお湯は95度を越える熱さで、その豊富なお湯は、沢に流れ込み、湯川となって下流に流れ落ちて行く。
(σ(^^ )も帰りに立ち寄って、川原の湯を楽しんできました。)

9:46 国道398号 桂橋

この区間は栗駒国定公園へ通じる国道でありながら、急勾配・急カーブが多く、大型車のすれ違いが困難であったことから、平成元年に全体延長6500mの国道改築事業として着手、既に大部分は開通し、一部区間を残すのみとなった。
橋の上

10:05 国道398号 未整備区間

新しい道路の未開通部分も既に橋梁工事を終え、開通が待たれている。写真の未整備区間は、ご覧のとおり1.5車線しかなく、大型バスの通行は困難が伴う。

この写真を撮影した地点の背後には、現在建設中の新道区間に掛かる橋梁(10:42の写真参照)の橋脚がそびえる。

10:21 県道282号仁郷大湯線

皆瀬村畑等(地形図からの推定標高675m前後)で国道と分かれて、須川温泉へ向かう。
分岐地点
かつて「栗駒有料道路」という有料道路だったが、平成8年4月1日より無料開放され、現在は県道282号となっている。
左の写真、路肩にある舗装部分から、この部分がかつての料金所であったことが判る。

10:35  県道282号仁郷大湯線


かつて有料道路だった栗駒道路は道幅も広く、景色が大変素晴らしい快適なドライブウェイだが、延長約8kmで400m超の標高を稼がなければならないため、急勾配が続く。

10:42 県道282号仁郷大湯線



標高846m地点。登って行くにつれて、葉の色が明らかに変わっていくのがわかる。
眼下に見下ろす人工物は、国道未開通部分の橋梁。

10:58 県道282号仁郷大湯線

東成瀬村に入って間もなく、左手に駐車スペースがある。かたわらに祠があり、扁額には「栗駒山神社」とある。
地元の山人が古くから崇めていた祠を、栗駒有料道路開通時にここに移設し、祀られたものだという。

11:12  県道282号仁郷大湯線

栗駒山の外輪山にあたる部分、須川高原へ至る、最後のキツイ勾配を登っている途中の風景である。
周囲の風景はステキにキレイだが、本人は心拍数が上がりまくって、かなりつらかったのである。

11:26 須川湖 (県道282号仁郷大湯線)

須川高原の西南、標高1,030mのところにあり青く輝く湖面を見せている。酸性が強いため魚影は見られないが、新緑、紅葉など四季折々に美しい山の色を湖面にうつし出している。

11:34 須川高原に広がる湿原

かつて北海道、しかも日本最大の湿原を持つ釧路市に住んでいたσ(^^ )にとっては・・・・・。
それに、このシーズンに来ても湿原は寂寥感が漂っているだけで、あまり興味深いものではない。

11:35 須川温泉「栗駒山荘」

ようやく本日の目的地、須川温泉の栗駒山荘が見えてきた。いつも11月上旬に冬期閉鎖に入ってしまうので、この紅葉の時期が最後のチャンスだったのだ。 もちろん、ここまで来て入浴しないわけがなく、無料クーポン券もシッカリ持ってきている。
【今シーズンの冬期閉鎖】
 国道342号線:11月07日(月)15:00閉鎖
 県道282号線:11月07日(月)12:00閉鎖
 国道398号線:11月25日(金)15:00閉鎖
 国道397号線:11月14日(金)12:00閉鎖

11:43 秋田〜岩手の県境

栗駒山荘の裏手(正面玄関側)に県境があり、一関市に入る。須川温泉の源泉は岩手県側にあり、ここから双方の旅館に引き湯されている。

付近の駐車場はいつも混雑しており、この日は平日にもかかわらず満車状態で、道路にクルマがあふれていた。

11:45 国道342号「須川高原」の標柱

須川高原温泉から、少し一ノ関側へ下った地点にあるのだが・・・・・駐車場のど真ん前とか、もう少し写真を撮りやすい場所に建てればいいのに。

11:48 須川高原温泉

岩手県側に建つ旅館 須川高原温泉 の玄関。

日本秘湯を守る会”会員という、由緒正しき旅館なのだが・・・・一関市という土地柄だろうか、義経・弁慶になって記念写真が撮れる「顔ハメ看板」が置かれていた.

・・・・秘湯も台無し..... _| ̄|○...

12:38 栗駒山荘で昼食

温泉に浸かって冷えた身体を温めた後、昼食である。
前夜にコンビニで買ったオニギリ類、それにカップ麺が今日の昼食。 コンロで湯を沸かそうとするが、ボンベの調子が悪いのか、なかなか火が大きくならない。そのうち霧雨が降ってきたので、テキトーなところで打ち切って、お湯をカップに注ぐ。

これは前から見られる症状で、ネットで調べたところ、『プリムス+つめかえ君』ユーザに見られる症状らしい。やっぱり使い回しは適当なところで打ち切らないとダメみたい。

13:12 栗駒山荘

正面入口の前では、業者がキノコを売っていた。なぜか一緒に天津甘栗を売っているのだけど、キノコも実は中国産ではないかと疑ってしまう。
その反対側には、県南エリアでよく見かける「若がえりまんじゅう」の出張対面販売。遠く羽後町から、ごくろうさま。

13:36 国道342号 須川高原

さきほど登って来た道を、そのまま戻ることにした。
長いダウンヒルに備えて、ウインドブレーカーを羽織る。もうしばらく来ることが出来ないであろう、須川高原の紅葉を、シッカリ目に焼き付けながら下っていく。

13:24 須川高原「須川湖」

須川高原にはキャンプ場も併設されている。


13:37 栗駒国定公園のツンドラ

須川湖から南へ約300mの地点にある湿原で、低温と酸性の水質のため、湖沼時代のころおいしげっていたウカミカマゴケが湖底に堆積し、その後陸化したもの。貴重な自然の遺産として学術的価値も高い。 栗駒の頂から流れ落ちてくる雪溶けのしずくがこの辺りにくると豪瀑たる滝となる。水にうたれた岩。何万年もの間、雪消えをくり返したツンドラの堆積層。大自然の営みに驚くばかり。

13:56 県道282号仁郷大湯線

帰り道、イチバン眺めの良かった場所で、相棒を撮影。

13:58 県道282号仁郷大湯線から


上の写真を撮影した場所から眼下のパノラマを撮影。青々とした秋田杉と、色とりどりに染まった落葉樹のコントラストが美しい。

14:46 小安峡の紅葉

ところどころ、葉の色が変わり始めた感じ。
見頃になるには、まだもう少し時間がありそう。

14:39 足ゆっこ(足湯)

流行の足湯。アチコチの旅館の玄関先に、このような足湯コーナーが設けられている。無料で楽しめるのが嬉しい。

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14:36 小安峡のガソリンスタンド

こりゃースゴイ。クルマはガソリンを補給し、ドライバーはアルコールを補給といったところか?

14:39 小安峡温泉「大噴湯」

クルマをデポした駐車場の真向かい、この標柱から下っていったところに「大噴湯」がある。岩の間から、シューシューと熱気と蒸気を激しく噴き上げている。

16:09 そば処 惣兵衛

帰り道で、新規開店の手打ちそば屋を見つけたので、入ってみた。お店のご主人は、「かえで庵」を任されておられた方で、この度めでたく独立し、10/12にオープンしたばかり。ご覧のように花輪が飾られた初々しい表情の店舗でした。
小安十割手打ちそば
そば処「惣兵衛」


〒012-0183
秋田県湯沢市皆瀬字下村84-1
TEL(0183)47−5122
営業時間:11時〜18時
走行距離  38.98km
走行時間  3時間00分08秒
平均速度  12.9km/h
最高速度  63.7km/h
楽天トラベル株式会社
なお、当初は須川温泉から東成瀬に下り、長倉牧場へ登り返して
小安峡へ戻ってくるという周回コースを考えていたのだった。

・・・・地図でいうと。コンナカンジ。

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